母と一緒の中学受験

母は自分が高卒なことをとても引け目に思っていて、私には絶対に4年制大学をと小さな頃から、望んでくれていました。私も、将来にむけての夢があったので、そこそこではあったけど、勉強も頑張りました。小学校4年生からは夜の塾通いが始まりました。夕方になると、母の作ってくれたお弁当を持って、塾に行き、休憩時間にお弁当を食べます。胃腸の弱い私の負担にならないよう、小さなお握りに果物やおひたしなど、心のこもったものでした。いざ、私立中学受験の当日は、寒い寒い日。ホッカイロをコートのポケットにいれてくれました。これで手を温めて、鉛筆がスムーズに握れるようにと。受験も無事終わり、その帰り道、母と食べたフライドチキンの美味しかったこと。いまだにキュンと思いだすのです。母や家族の応援もあって、私は望んでいた職業に就くことができました。受験は楽しいことばかりではありませんが、人生の中でいつかは通らなくてはならない、試練でもあり経験でもあると思っています。

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